お知らせ・ブログ
Blog

Column

山口市・防府市で不動産売却を手がける住むテラスが、不動産売却に関するお役立ち情報や豆知識をご紹介します。不動産のスペシャリストとしての知識や経験、地域密着型の情報力を活かした内容をお届けいたしますのでご覧ください。

2023.11.13

リスクを取ることに前向きな人、特に貯金が少ないが資産形成に興味がある方は必見です。
貯金が少ない状況でも、中古住宅を購入して資産を形成するという選択肢は捨てきれないものです。
しかし、その道には数々のリスクと障壁が立ちはだかります。

この記事では、そのリスクと対策、さらには貯金が少ない状態でも中古住宅購入が可能な方法をご紹介します。

◻︎貯金なしで中古住宅購入のリスクとは?

1.住宅ローン審査の厳格化
貯金が少ない状態で住宅ローンを申請すると、審査は通常よりも厳しくなります。
審査が厳しいため、金利が低い住宅ローンを選ぶ必要があり、そのためには信用度が問われます。

また、貯金が少ない場合は、返済期間も長くなる可能性が高く、多角的なチェックが入るため、信用度が低いと審査に通る確率も減少するのが現実です。

2.売買契約の困難
貯金が少ないと、売買契約に至るまでのプロセスが難航する可能性が高くなります。
手付金や初期費用が必要で、それが用意できない場合、契約は成立しません。
そのため、自己資産がゼロの場合、その時点で契約は不可能とされることが多いです。

3.固定資産税の納付義務

住宅を購入した後、固定資産税や都市計画税の納付が必要です。
納税額は物件によって異なりますが、延滞すると厳罰が科されます。
納税の義務を怠ると、その後の生活が厳しくなる可能性があるため、貯金がなく滞納する可能性がある場合にはリスクがあります。

4.維持修繕費の問題

中古住宅の場合、維持修繕費が必要となります。
特に10年〜15年経過すると、水回りなどの大規模な修繕が必要となるケースがあります。
貯金が少ない場合でも、これらの費用を捻出するのは困難であるため注意するようにしましょう。

◻︎貯金なしでも中古住宅購入が可能な方法

*フルローンの活用

フルローンとは、住宅の購入価格全額を住宅ローンで賄う方法です。
頭金もローンから支払えるため、貯金が少ない人には有用です。
ただし、月々の返済額が高くなる可能性があるため、注意しましょう。

*オーバーローンの利用

オーバーローンは、購入価格だけでなく諸費用も住宅ローンで賄う方法です。
しかし、金利が高く設定される可能性があり、長期的な負担が増えることを理解した上でオーバーローンを使用する必要があります。

*ローンに組み込めない費用の対策

フルローンやオーバーローンでも賄えない費用が存在します。
そのような費用は、事前にリサーチして貯金から支払う必要があるため、賄えるほどの貯金は最低限必要です。

□まとめ

貯金なしで中古住宅を購入する際のリスクと対策をご紹介しました。
貯金なしの中古住宅の購入は、ローンの審査が厳しくなる可能性や売買契約が締結されないという可能性もあります。

また、貯金がなくてもフルローンといった対策を講じることで中古住宅が購入しやすくなります。
山口市・防府市周辺で中古住宅のご購入をご検討の方は、当社にご相談ください。