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山口市・防府市で不動産売却を手がける住むテラスが、不動産売却に関するお役立ち情報や豆知識をご紹介します。不動産のスペシャリストとしての知識や経験、地域密着型の情報力を活かした内容をお届けいたしますのでご覧ください。

2023.12.18

環境に配慮し、経済的な負担を軽減しながら理想の住空間を実現したい家族にとって、中古住宅の購入とリフォームは大きな一歩です。
しかし、この過程での資金計画は多くの人にとって難題となりがちなものです。

そこで、国や地方自治体から提供される補助金制度の活用が鍵となります。
この記事では、中古住宅リフォームにおける補助金の詳細と、それを最大限に活用する方法をご紹介します。

□中古住宅リフォームのための補助金完全ガイド

*補助金の種類と条件

中古住宅のリフォームには、様々な補助金が存在します。
これらは国や地方自治体によって提供され、環境に配慮した高品質な住宅への改修を支援しています。
例えば、「こどもエコすまい支援事業」では、ZEH基準を満たすリフォームに対して補助が出されます。
ZEHとは、消費エネルギーを再生可能エネルギーで賄う住宅のことで、この基準を満たすリフォームは、子育て世帯に限らず幅広い世帯が対象となります。

*補助金の具体的な内容

補助金の内容は、断熱リフォーム支援事業など、リフォームの種類によって異なります。
例えば、断熱材や窓の改修には、最大120万円の補助が設定されています。
これに加えて、蓄電システムや熱交換型換気設備の導入にも補助が適用される場合があります。
これらの補助金は、リフォーム費用の負担を大幅に軽減できるものです。

*地方自治体の補助金

国の制度に加えて、地方自治体独自の補助金制度もあります。
例えば、神奈川県では、省エネ改修工事に対して補助金が出されています。
これには、窓や壁、天井、床の改修が含まれ、補助対象経費の1/3または15万円が支給されます。
このように、住んでいる地域によって異なる補助金制度を確認し、上手に活用することが重要です。

□補助金申請の落とし穴と賢い活用法

1.併用不可の補助金制度

補助金を申請する際、注意すべき点の一つが併用不可の制度です。
例えば、「こどもエコすまい支援事業」と「先進的窓リノベ事業」では、補助対象が重複する場合があります。
同じリフォーム箇所や機器に対して、複数の補助金を申請できません。
このような重複申請を避けるためにも、各補助金の条件を正確に理解し、計画的に申請することが必要です。

2.依頼事業者や導入機器の制限

多くの補助金制度では、依頼する事業者や導入する機器に制限があります。
特定の事業者や製品を利用しなければ、補助金が受けられない場合もあるため、事前に確認が必要です。
また、補助金の申請には、見積もりや工事完了後の報告書など、様々な書類が必要となります。
これらの書類を正確に準備し、期限内に提出することが、補助金を受けるための重要なポイントです。

□まとめ

中古住宅のリフォームにおける補助金は、家族の経済的負担を軽減し、理想の住空間を実現するための大きな支援となります。
国や地方自治体の補助金制度を理解し、賢く活用することで、リフォームプロジェクトを成功に導けます。
補助金の申請には注意が必要ですが、正しい情報をもとに計画的に進めれば、理想の住まいへの一歩を踏み出せるのではないでしょうか。
山口市・防府市周辺で中古住宅のご購入をお考えの方は、当社にご相談ください。