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山口市・防府市で不動産売却を手がける住むテラスが、不動産売却に関するお役立ち情報や豆知識をご紹介します。不動産のスペシャリストとしての知識や経験、地域密着型の情報力を活かした内容をお届けいたしますのでご覧ください。

2024.04.25

不動産売却の税金を知ろう!ケース別のシュミレーションも紹介!

不動産売却は、そのプロセスにおいて多くの複雑な要素を含みますが、特に税金の扱いは多くの人にとって難解な分野です。
この記事では、不動産売却に関わる税金の種類、計算方法、特例や節税のポイントについて解説し、読者が賢明な売却計画を立てるための支援を目指します。
理解しやすいように、基本的な概念から始め、実際のシミュレーションを通じて具体的なイメージを持てるように進めていきましょう。

 

□不動産売却で考慮すべき税金とは?

 

不動産売却において最も重要なのは、所得税・住民税です。
利益が発生した場合にこれらの税金が課税され、その税率は所有期間によって異なります。
詳細については後述しますが、他にも印紙税や登録免許税、消費税が関連します。

 

1:所得税と住民税

これらの税金は売却による利益に対して課税されます。
所有期間が5年以下の場合、税率は約39.63%、5年超で約20.315%となります。

ただし、マイホームの場合は特例があり、利益が3,000万円まで非課税となることがあります。

 

2:印紙税

売買契約書に印紙を貼ることで納税されます。
金額は契約金額に応じて変動し、一般的には数千円から数万円程度です。

 

3:登録免許税

住宅ローンが設定されている場合、売却時には抵当権の抹消登記が必要であり、その際に発生する税金です。
土地や建物の個数によって異なりますが、一般的には数千円で済みます。

 

4:消費税

仲介手数料や司法書士報酬にかかります。
個人がマイホーム等を売却する場合、この消費税の影響は大きくありません。

これらの税金は、不動産売却において重要なコスト要素であり、適切な理解が不可欠です。

 

□不動産売却の際の税金をシミュレーションしてみよう!

 

実際のシミュレーションを通して、不動産売却時の税金のイメージを具体化してみましょう。

 

1:土地売却シミュレーション

2,000万円で購入した土地を諸費用250万円の2,500万円で売却した場合、譲渡所得税・住民税は約99万円になります。
これは、売却価格から購入価格と諸費用を引いた後の利益に約39.63%の税率を適用した結果です。

 

2:マイホーム売却シミュレーション

同じく2,000万円で購入したマイホームを2,500万円で売却する場合、3,000万円の特別控除が使えれば、税金は0円となります。

 

3:購入額不明の売却シミュレーション

購入額が不明なマイホームを諸費用150万円の4,000万円で売却する場合、譲渡所得税・住民税は約132万円になります。
ここでは、売却額の5%を仮の購入額として計算に使用しています。

 

□まとめ

 

この記事では、不動産売却時に関連する税金の種類、計算方法、及び特例や節税のポイントを解説しました。
所得税・住民税は売却利益に応じた重要な税金であり、その他にも印紙税や登録免許税、消費税が関係してきます。
実際のシミュレーションを通じて、これらの税金の具体的な負担額を理解することが売却計画を立てる上で重要です。
この情報が、読者の皆さまの不動産売却をスムーズで有益なものにする手助けになれば幸いです。

山口市・防府市周辺で不動産のことでお困りの方は、ぜひ当社にご相談ください。