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山口市・防府市で不動産売却を手がける住むテラスが、不動産売却に関するお役立ち情報や豆知識をご紹介します。不動産のスペシャリストとしての知識や経験、地域密着型の情報力を活かした内容をお届けいたしますのでご覧ください。

2024.06.18

不動産売却の流れと必要書類!スムーズな手続きのために

不動産を売却する際、適切な手順を踏むことが重要です。
売却プロセスを理解し、各ステップで必要な準備や注意点を把握することで、スムーズに売却を進められるでしょう。
本記事では、不動産売却の流れと必要書類について解説します。

□不動産売却の流れとは?

不動産売却の初期段階では、査定依頼と媒介契約が重要なポイントとなります。
まずは、売却する物件の価値を適切に判断するため、信頼できる不動産会社に査定を依頼しましょう。

1:査定の種類と特徴

査定には「簡易査定」と「訪問査定」の2種類があります。

・簡易査定:インターネットや電話で物件情報を伝え、不動産会社のデータベースを元に概算の売却価格を算出する方法で、手軽に相場感を掴むことができます。

・訪問査定:営業担当者が実際に物件を訪問し、建物の状態や周辺環境を確認した上で査定額を提示する方法で、簡易査定よりも精度が高くなります。

2:媒介契約の形態と選び方

査定結果を参考に売却価格を決定したら、不動産会社と媒介契約を結びます。
媒介契約には以下の3種類があり、売主の自由度や不動産会社の義務が異なります。

・一般媒介:複数の不動産会社に依頼でき、売主自身でも買主を探せる。
・専任媒介:1社の不動産会社に依頼し、その会社が積極的に売却活動を行う。
・専属専任媒介:1社の不動産会社に依頼し、売主自身は買主探しができない。

自分のニーズに合った媒介契約を選択することが大切です。
また、媒介契約時には仲介手数料についても確認しておきましょう。
仲介手数料は売却価格に応じて法律で上限が定められており、成功報酬として売買契約成立時に発生します。

3:売却活動の進め方

媒介契約後は、不動産会社と協力して売却活動を進めていきます。
広告やオープンハウスを通じて購入希望者を募り、内覧の設定や対応を行います。
居住中の物件であれば、内覧時は売主自身が同席し、物件の魅力をアピールすることが効果的です。

4:売買契約から引渡しまで

買主が決定したら売買契約を締結し、手付金を受け取ります。
その後、決済や引渡しの日程を調整し、物件の明け渡しと所有権移転の手続きを行います。
円滑な引き継ぎのために、物件の設備や特徴を買主に丁寧に説明することが重要です。

□売却時に必要な書類について紹介!

不動産売却では、権利関係や物件状況を示す多くの書類が必要とされます。
主要な書類の役割と詳細を理解することで、スムーズに書類を準備できるでしょう。

1:権利証明に関する書類

・登記済証(権利証)または登記識別情報:物件の所有権を証明する重要な書類です。
・固定資産税・都市計画税納税通知書:物件の固定資産税額を示し、課税内容の確認に用います。

2:物件の状況を示す書類

・土地測量図・境界確認書:物件の正確な土地面積や境界線を示します。
・付帯設備表:物件に付属する設備や備品のリストで、引渡し時の引継ぎに役立ちます。
・告知書(物件状況報告書):物件の瑕疵や不具合を開示する書類で、トラブル防止に重要です。

3:その他の関連書類

上記以外にも、建築確認済証、検査済証、修繕履歴などの書類が求められる場合があります。
また、マンションの売却時は、管理規約や修繕積立金の資料なども必要になります。
必要書類の種類や重要度は物件によって異なるため、不動産会社と相談しながら適切に準備を進めることが大切です。
書類の不備は売却手続きの遅延につながるため、早めに取り掛かり、丁寧に対応することをおすすめします。

□まとめ

本記事では、不動産売却の流れと必要書類について解説しました。
売却プロセスでは、査定依頼と媒介契約の選択が重要なポイントとなります。
査定の種類や媒介契約の形態を理解し、自分のニーズに合ったものを選びましょう。

また、売却時には権利関係や物件状況を示す多くの書類が必要になります。
登記済証、固定資産税納税通知書、土地測量図など、主要な書類の役割を把握し、不動産会社と連携しながら準備を進めることが大切です。
不動産売却は複雑なプロセスですが、適切な手順と準備を心がけることで、スムーズに進められるはずです。

山口市・防府市周辺で不動産売却をお考えの方は当社にご相談ください。