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不動産売却で家を売っても住み続ける方法とは?後悔しないための注意点も解説
2024.10.04
不動産を売却して現金化したいと考えているものの、住み慣れた家をを手放したくないと思っている方は多いのではないでしょうか。
特に、60代以上の高齢者層にとって、住み慣れた家はかけがえのない存在であり、容易に手放す決断はできないものです。
□不動産売却して住み続ける:リースバックとは?
老後の資金確保のために不動産を売却したいと考えているものの、住み慣れた家を離れるのは不安、賃貸住宅に移り住むのも抵抗があるという方も少なくないでしょう。
そんな悩みをお持ちの方にとって、有効な選択肢となるのが「リースバック」です。
リースバックとは、不動産を売却した後も、賃貸借契約を結ぶことで、そのまま住み続けられる仕組みです。
1:リースバックの仕組み
不動産を売却する際に、リースバック事業者と売買契約を結び、所有している不動産を売却します。
売却代金と引き換えに、物件の所有権はリースバック事業者に移ります。
通常の不動産売却では、ここで取引が終了し、物件を明け渡さなければなりません。
しかしリースバックでは、売却と同時に同じ物件の賃貸契約を締結する点が異なります。
物件はリースバック事業者の所有となりますが、居住者は物件から引っ越すことなく、月々の家賃を支払いながら住み続けられます。
2:リースバックとリバースモーゲージ・不動産担保ローンの違い
不動産を売却して現金を得る方法には、リースバック以外にも「リバースモーゲージ」や「不動産担保ローン」があります。
それぞれの特徴を比較してみましょう。
・リースバック:不動産を売却し、賃貸借契約を結ぶことで、住み続けられる仕組み
・リバースモーゲージ:不動産を担保にお金を借りる仕組み
・不動産担保ローン:不動産を担保にお金を借りる仕組み
□不動産売却して住み続ける:リスクや注意点
リースバックは、住み慣れた家に住み続けられるというメリットがある一方で、いくつかのリスクや注意点も理解しておく必要があります。
1:家賃上昇のリスク
リースバックは、賃貸借契約に基づいて住み続けるため、家賃が上昇する可能性があります。
家賃は、契約時に設定された金額が適用されるケースもありますが、契約更新時に家賃が値上がりする可能性もあります。
また、退職して年金生活になった場合、収入が減るため、家賃負担が大きくなる可能性も考えられます。
2:契約更新時の条件変更リスク
リースバックの賃貸契約は、通常3~10年の期間で設定されます。
契約期間が終了すると、更新の際に家賃が値上がりしたり、立ち退きを要求されたりする可能性があります。
3:買い戻しのリスク
リースバックを利用して、一時的に不動産を売却し、後で買い戻すことを考えている方もいるかもしれません。
しかし、不動産価格は常に変動しており、買い戻そうとしたタイミングで、当初考えていた価格よりも高額になっている可能性があります。
また、リースバック事業者が売却に応じない場合、買い戻すことはできません。
□まとめ
リースバックは、不動産を売却して現金化しながら、住み慣れた家に住み続けられる魅力的な方法です。
しかし、家賃上昇や契約更新時の条件変更など、リスクや注意点も理解しておく必要があります。
リースバックを利用する際は、メリットだけでなく、リスクや注意点についてもよく検討し、自分にとって最適な選択かどうかを判断することが重要です。
当社では、積極的に販売活動を行い、早期売却できる強みがあります。
山口市・防府市周辺で不動産売却をお考えの方はぜひ当社までご相談ください。