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山口市・防府市で不動産売却を手がける住むテラスが、不動産売却に関するお役立ち情報や豆知識をご紹介します。不動産のスペシャリストとしての知識や経験、地域密着型の情報力を活かした内容をお届けいたしますのでご覧ください。

2024.12.11

不動産買取契約後の解約!仲介手数料は返金されるのか?

不動産売買契約を結んだ後、様々な事情で解約を検討することがあるかもしれません。
しかし、契約を一方的に解除することは難しい場合があり、手付金や違約金が発生するケースも。
今回は、不動産売買契約後の解約に関する知識を深め、状況に応じた適切な対応ができるようサポートします。

不動産買取契約後の解約は?仲介手数料は返金される?

不動産売買契約を結んだ後に解約を検討する場合、手付金や違約金が発生するケースがあることを理解しておくことが重要です。
契約解除をした場合、仲介手数料は基本的に返金されません。

1:手付解除

手付解除は、売主と買主双方が契約解除を申し出ることができる最も一般的な方法です。
契約時に手付金が支払われている場合、売主が解除を申し出る場合は手付金の倍額を返還しなければなりません。

一方、買主が解除を申し出る場合は手付金を放棄することで、相手方の承諾を得ずに契約を解除できます。
ただし、手付解除は理由を問わず契約解除できる制度ではありますが、契約解除が可能な期日は定められています。
一般的には、契約から決済までの期間が1か月以内の場合は残代金支払い日の1週間前~10日前まで、1か月~3か月の場合は契約日から1か月前後、4か月~6か月の場合は契約日から2か月~3か月前後となります。

2:違約解除

違約解除は、相手方が契約上の義務を履行しなかった場合に、一方的に契約を解除できる制度です。
違約解除の場合、相手方に損害賠償を請求できる場合もあります。
損害賠償額は、契約書に記載されている違約金条項に従う場合が多いですが、契約書に違約金条項がない場合は、裁判で損害額が確定します。

3:白紙解約

白紙解約は、売主と買主双方が合意の上で契約を解除する方法です。
この場合、手付金や違約金が発生しないケースが多いですが、契約書に特約が設けられている場合は、その内容に従う必要があります。
白紙解約は、双方にとって最も円満な解決方法ですが、合意を得るために交渉が必要となる場合があります。

信頼できる不動産会社選びの重要性

不動産売買契約は複雑な手続きを伴うため、契約前に専門家である不動産会社に相談し、疑問点を解消しておくことが重要です。
特に、解約に関するリスクや費用については事前に確認することで、トラブルを回避し、安心安全な取引を進めることができます。
信頼できる不動産会社を選ぶポイントは、以下の通りです。

1:豊富な経験と実績

経験豊富な不動産会社は、様々なケースに対応した知識やノウハウを持っているため、安心してお任せできます。
実績が豊富な会社は、顧客満足度が高く、評判も良い傾向があります。

2:親切丁寧な対応

不動産会社選びの際には、担当者の対応も重要なポイントです。
親切丁寧に対応してくれる会社は、顧客の立場に立って説明をしてくれるため、安心して相談できます。

3:契約内容の明確な説明

契約前に、契約内容について丁寧に説明してくれる会社を選びましょう。
特に、解約に関する条項については、しっかりと理解しておくことが重要です。

4:迅速な対応

何かトラブルが発生した場合、迅速に対応してくれる会社を選びましょう。
トラブル発生時の対応スピードは、顧客満足度を左右する重要な要素です。

まとめ

不動産売買契約後の解約は、手付金や違約金が発生する可能性があり、複雑な手続きを伴うため、専門家のサポートが必要となります。
信頼できる不動産会社を選び、契約前に解約に関するリスクや費用についてしっかりと確認することで、トラブルを回避し、安心安全な取引を進めることができます。
本記事が、不動産売買契約後の解約に関する理解を深める一助となれば幸いです。

山口市・防府市周辺で不動産の売却を検討している方は、お気軽に当社までお問い合わせください。