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山口市・防府市で不動産売却を手がける住むテラスが、不動産売却に関するお役立ち情報や豆知識をご紹介します。不動産のスペシャリストとしての知識や経験、地域密着型の情報力を活かした内容をお届けいたしますのでご覧ください。

2025.03.11

不動産の生前贈与とは?メリットや税金対策を解説

不動産の生前贈与は、高齢者にとって重要な財産承継の方法です。
しかし、税金や手続きなど、複雑な点が数多くあります。
このため、生前贈与を検討する際には、メリットだけでなくデメリットや注意点も理解しておくことが大切です。

今回は、不動産生前贈与のメリットを分かりやすく解説し、デメリットや注意点についても丁寧に説明します。

不動産の生前贈与とは?メリットを解説

生前贈与とは何か?

生前贈与とは、自分が生きている間に財産を贈与することです。
相続は、自分が亡くなった後に財産が相続人に引き継がれるのに対し、生前贈与は、自分の意思で、好きな相手に、好きなタイミングで財産を譲渡できます。

この違いが、生前贈与の大きなメリットの1つです。
相続では、相続人間で争いが起こる可能性がありますが、生前贈与であれば、そのようなリスクを軽減できます。

不動産生前贈与のメリット7選!

・希望する相手、タイミングで贈与できる
・確実に不動産を承継できる
・贈与税に関する控除等を活用することで、相続税の節税につながる場合がある
・不動産から得られる家賃収入も贈与先に譲渡できる
・配偶者控除の特例制度を活用できるケースがある
・法定相続人以外の人にも贈与できる
・贈与後に不動産を売却した場合、譲渡所得に対する所得税の控除が受けられる可能性がある

相続時精算課税と暦年課税の違い

贈与税には、相続時精算課税と暦年課税の2種類の課税方法があります。
相続時精算課税は、60歳以上の父母や祖父母から18歳以上の子や孫への贈与に選択でき、2,500万円までは贈与税が課税されません。

ただし、相続開始時に相続財産に加算され、相続税の課税対象となります。
暦年課税は、年間110万円までは非課税です。
どちらの課税方法が有利かは、個々の状況によって異なります。

配偶者控除や住宅取得資金贈与の非課税特例

婚姻期間20年以上の夫婦間で居住用不動産を贈与する場合、最高2,000万円まで贈与税が非課税となる配偶者控除の特例があります。
また、直系尊属から住宅取得資金を贈与された場合、一定額まで贈与税が非課税となる特例もあります。
これらの特例は、節税に大きく貢献する可能性があります。

贈与税の計算方法を解説

贈与税の計算は、贈与された財産の評価額から控除額を差し引き、その金額に税率を乗じて算出します。
評価額は相続税評価額を用い、控除額は、基礎控除や配偶者控除など、適用できる控除によって異なります。
税率は、課税価格によって段階的に上がります。

生前贈与による手続きの流れをステップごとに解説

・贈与契約書の作成
・所有権移転登記
・贈与税の申告と納税

これらの手続きは、専門家である税理士や司法書士に依頼することで、スムーズに進めることができます。

専門家への相談が安心安全な贈与の秘訣

生前贈与は、税制や手続きが複雑なため、専門家である税理士や司法書士に相談することが重要です。

専門家は、個々の状況に最適な方法を提案し、手続きをサポートします。
贈与税の節税対策やトラブル回避のためにも、専門家への相談は欠かせません。

不動産の生前贈与の知っておくべきリスクとは?解決策も解説!

贈与税の税率は相続税より高い?節税効果は本当に期待できる?

贈与税の税率は、相続税よりも高い傾向にあります。
そのため、必ずしも生前贈与によって節税効果が得られるとは限りません。

生前贈与による節税効果は、贈与する財産の評価額、適用できる控除、税率などを総合的に考慮して判断する必要があります。

生前贈与加算や小規模宅地等の特例適用不可のリスク

暦年課税で相続開始前7年以内(令和5年12月31日以前の贈与の場合は3年間)に贈与された財産は、相続財産に加算される場合があります(生前贈与加算)。
また、相続税には、小規模宅地等の特例がありますが、生前贈与された不動産には適用できません。

贈与契約書作成の重要性と注意点

贈与契約書は、贈与の事実や内容を証明する重要な書類です。
贈与契約書を作成する際には、贈与の内容、贈与者と受贈者の情報などを明確に記載する必要があります。

贈与後のトラブル回避のための対策

贈与後のトラブルを避けるためには、贈与契約書をきちんと作成し、贈与の内容を明確にすることが重要です。
また、贈与後も贈与者と受贈者の良好な関係を維持することも大切です。

まとめ

不動産生前贈与は、相続とは異なる財産承継の方法です。
生前贈与には、自分の意思で財産を譲渡できることなど、多くのメリットがありますが、贈与税の負担や手続きの煩雑さなど、考慮すべき点も数多くあります。

生前贈与を検討する際には、メリットとデメリットを十分に理解し、個々の状況に最適な方法を選択することが大切です。

山口市・防府市周辺で不動産の生前贈与を検討している方は当社にお気軽にご相談ください。