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山口市・防府市で不動産売却を手がける住むテラスが、不動産売却に関するお役立ち情報や豆知識をご紹介します。不動産のスペシャリストとしての知識や経験、地域密着型の情報力を活かした内容をお届けいたしますのでご覧ください。

2022.10.07

仲介手数料は不動産売却の際に必要となる手数料で、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際いくらかかるのか、いつ支払うのかという具体的な内容を知っている方は少ないと思います。
今回は、山口市・防府市周辺で中古住宅をお探しの方に向けて、仲介手数料の相場と支払うタイミングについてご紹介します。

□不動産売却の仲介手数料の相場はどれくらい？

不動産売却の仲介手数料の相場は、物件の価格によって変わるため、相場がありません。
そこで、仲介手数料の目安をご紹介します。

不動産売買の仲介手数料は、宅地建物取引業法で上限額が法律で定められており、物件の価格によって上限額が変わります。
以下の上限額を参考に売却するマンションや中古の戸建ての仲介手数料を算出してみてください。

不動産売却額が400万円を超える場合は、税抜きの物件価格の3パーセントに6万円と消費税を足したものとなります。
不動産売却額が200万円から400万円以下の場合は、税抜きの物件価格の4パーセントに2万円と消費税を足したものです。
不動産売却額が200万円以下の場合は、税抜きの物件価格の5パーセントに消費税を足して求められます。

もし上限額を超える仲介手数料を不動産会社が請求した場合、法律違反となります。
不動産会社の仲介手数料が適切な金額なのか知るためにも、自身でも計算しておくと安心でしょう。

□仲介手数料を支払うタイミングは？

仲介手数料は成功報酬のため契約が完了するまで、支払いは基本的にありません。
売買契約は契約が完了した際に仲介手数料の50パーセント、引き渡す際に残額を支払うのが一般的です。
買主の事情によって現金が準備できない場合は、引き渡しの際に仲介手数料を全額支払うこともあります。
もし、契約完了前に仲介手数料の請求をされた場合は法律違反ですので、他の不動産会社との契約をおすすめします。

また、仲介手数料は条件によって返金されるケースがあります。
それは契約が取り消しになった場合です。
この場合、仲介手数料の支払いの義務はなくなるため、返金されます。
その他、ローン特約による解除の場合や自然災害で建物が使用不可となった場合も返金されます。

一方で返金されないケースもあります。
例を挙げると、手付解除や違約解除などがあり、簡単に言えば不動産会社の落ち度ではないケースに当てはまります。

□まとめ

今回は仲介手数料の流れと支払うタイミングについてご紹介しました。
仲介手数料は不動産売却額に応じて異なり、完了するまで支払うことはありませんので注意しましょう。
仲介手数料に関してご不安な点があれば、お気軽に当社までお問い合わせください。