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中古住宅購入について!頭金なしでローンを組むメリットとデメリット
2023.10.30
中古住宅の購入を考える際、頭金をどれくらい用意すべきか、頭金なしで購入することのリスクとメリットについて、深く考えたことはありますか。
この記事では、中古住宅購入における頭金の有無によるメリット・デメリットを解説します。
購入前の資金計画をしっかりと立てるための参考にしていただければ幸いです。
◻︎中古住宅は頭金なしでローンを組める?
*ローン審査の現実
中古住宅は一般的に新築よりも価格が手頃です。
そのため、頭金なしで全額ローンを組むことが容易に思えるかもしれません。
しかし、審査に通るかどうかは収入や信用情報、さらには物件自体の担保価値にも影響されます。
特に中古住宅は新築に比べて担保価値が厳しく評価されるため、注意が必要です。
*担保価値と借入額
仮に収入が安定していても、中古住宅の担保価値が低いと、希望する借入額を満額で借りられないケースがあります。
例えば、2,000万円の借り入れが可能であっても、担保価値が低いと1,600万円までしか借りられない場合があります。
このような状況に陥った場合、頭金を別途用意するか、別の物件を検討する必要があることに注意しましょう。
*築古物件のリスク
特に築年数が多い中古住宅では、担保価値が一層低く評価される傾向にあります。
そのため、築古物件を選ぶ際は、担保価値と借入額のバランスをよく考慮する必要があります。
◻︎頭金なしで中古住宅を購入するメリットとデメリット
1.家具・リフォームへの投資
頭金なしで中古住宅を購入する最大のメリットは、家具やリフォームに資金を振り分けられる点です。
中古住宅は多くの場合、リフォームや補修に100万円以上が必要とされます。
頭金を用意せずに全額ローンで購入することで、預貯金をリフォームに活用できます。
2.手持ち資金の確保
頭金を用意しないことで、手持ち資金を緊急時の保険として確保できます。
万が一の事態に備えて、手元に資金を残しておくことは、安心感をもたらします。
3.返済負担の増加
頭金なしで全額ローンを組むと、月々の返済負担が増加します。
金利もその影響を受け、総返済額が大きくなる可能性があります。
4.担保割れのリスク
担保割れとは、物件の資産価値がローン残債よりも低くなる状態を指します。
特に中古住宅の場合、このリスクは高まります。
担保割れが発生した場合、将来的に物件を売却する際に、不足分を預貯金で補う必要が出てきます。
◻︎まとめ
中古住宅購入における頭金の有無は、多くの面で影響を及ぼします。
メリットとしては、家具やリフォームに資金を振り分けられる点や、手持ち資金を確保できる点が挙げられます。
一方で、返済負担の増加や担保割れのリスクも考慮する必要があります。
山口市・防府市周辺で中古住宅のご購入を検討されている方は、ぜひ当社にご相談ください。